元々は電子回路設計作業を行う社員として、電子回路設計を駆使し、ロボットを製作したいと言う目標を持って入社しました。しかし、最初に着手したのはPLCプログラムと電気回路設計でした。前職では触れることのなかった初めてのプログラムでしたが、身につけていたスキルをもとに特に苦になる事もなく取り込めました。ここで工場の設備もロボットの一部であると考えこれを生かして行こうとしました。その甲斐もありシーケンス電気組立て技能士1級を取得しました。 システム課長、FA部長、とキャリアを積んできたのち、現在は工場長として、設備に関わることから従業員に関わることまで幅広く従事しています。 TMPの設備はいいねと思われる、言われる設備を製作していきたいと思っています。また製品だけでなく貴社の社員はいいねと言われるように社員の人材育成、技術力アップなどにも力を入れていきたいと考えています。
働く上で心がけていることは、大きく三つあります。 一つ目は、仕事は楽しんでやることが大事という心構えで望んでいます。人は一度つまらないなと感じてしまうと、そこからはいくら続けても自分の身にならないし落ち着いて仕事ができなくなります。楽しんでやっているときは集中していますから、たとえ失敗しても挫折することなく最後までやり遂げる事が出来るのではないかと思います。 二つ目は、完成するまでの筋道を立ててから仕事に着手する事です。組立て作業で例えますと、一旦組立図をみて、完成形はどんな感じなのかをイメージし、設計者にどんな動作をするのかを聞き、それから組立てを始めるという事です。途中で間違いや、不具合に気づく事ができ、作業工程の短縮にもつながり、後戻り作業を減らす事にも繋がります。 三つ目は、常にポジティブ思考である事です。ポジティブな人でも、気持ちが落ち込むようなつらい事や悲しい事は生きていれば起こります。そういうマイナスな自分が出ても、それをしっかりと受け止めた上でうまく気持ちを切り替える事によりマイナス面を打破できるのではないかと考えます。何事にも好奇心旺盛、失敗は成功のもと、自分に自信を持って生きる事を心がけています。今後もSPH(スーパーポジティブヒューマン)の考えを持って人生を送っていこうと思っています。
思い出深いエピソードはいっぱいあり、挙げていくときりがないほどです。 キャリアの中でも大きな出来事として、電気関係作業においてのTMPの作業基準、手順を築くという仕事をしました。電気関係は社長から任されていたのですが、この仕事を成し遂げる中で対立するというなど事もありました。 また、出張でほぼ日本全国に行ったのですが、その中では長野の日信工業へ2ヶ月もの長期出張をしたこと。宮崎の旭化成に出張していた時に地下鉄サリン事件が発生し、帰れないのではないかと不安に思ったこと。キヤノン化成への出張時に装置を完成途中で納品した為、現地立上げを行うことになり、3ヶ月の長期出張となったこと。それらも特に記憶に残っています。
TMPの強みは、設備を製作していく上での一連の作業工程、構想や設計から納品、メンテナンスまでをすべて業務として持っている所です。また、失敗を恐れずに常に新しい事に挑戦出来る環境がある所も強みと言えるでしょう。 中途採用をきっかけに入社した社員もTMPには多くいます。この会社の仕事のやり方、考え方に少しでも早く切り換えられる人はきっと活躍できます。 TMPは、世の中に無いものを生み出す事や新たなチャレンジを続けられる方、ものづくりに興味のある方、情熱、熱意をもって仕事に取り組める人材を求めています。弊社のキャッチフレーズでもある”現代のからくり工房”を一緒に成長させていきましょう。